旅をする時は少し時間をかけて準備をする

休みができた!

あ、そうだ、下道で千葉の姉の家に行こう。

下道で8時間ほどの道のり。

でも5日も休みがあるから途中寄り道しながら進んでいこう。

どこに寄り道するか、どこのお風呂に入ろうか、何が見たいか、どこに車中泊しようか、考えるだけでワクワクする。

旅は学生時代から始まって、未だにその気分が抜けない。

気の合う友達と行く旅行ももちろん楽しい。美味しい、楽しい、美しいなんかがその場所で分かち合えるのが友達との旅行だ。

一人旅はまた別で、自由にその時々に自分の気持ちで行動ができる。眠くなったら寝るし、爆音で音楽を聴いたっていい。

そして一人だと強くなる。初めての場所で初めて出会った人と、一人だからこそ話をすることができるようになる。なんでか不思議だけど。そうすると色々な出会いがあって色々話を聞けて。世界が広がる気がする。

結婚して、余計に一人旅に行きたくなるようになった。なんでだ。

だから今は休みができたら計画を立てるようにしている。

旅の準備は想像以上に

旅の準備は、想定を超えてしておくことにしている。

普通の旅行ならすぐかもしれないが、

私は車中泊が多いので準備が必要になるのだ。

この時期の車中泊は夜から朝にかけて寒さとの戦いだ。

どれだけ暖をとれるか。まずは寝袋に湯たんぽ。ホッカイロに足の冷えない不思議な靴下。着る毛布と電気線の入ったベストも。

湯たんぽのためにはガスコンロと水とやかんを。

ここで想定を超えてしておかないと、凍死の可能性もでてくるのだ。

他の服類なんかは、実際どうにでもなる。

車中泊の旅だけ、想像を超えた準備をするのだ。

そのほかにも想像する。

車中泊だと一人ぼっち。

災害があった場合も考える。

以前、車中泊中に緊急地震速報が鳴って、その後津波警報、避難警告があって。ワタワタしながら避難した。怖かった。高速も途中までで降ろされた。幸いなことにそこまで自宅から距離が離れていなかったから何とか帰ることができた。そこから海の方に車中泊に行こうとならなくなった。

その後、当分の間車中泊から離れたが、やはり旅がしたい。だから想像以上の準備をする。

乾電池も多めに。

家族に手紙も書いてくる。万が一のために。

旅中は、車中泊する前にガソリン満タン。

出発の朝はおにぎりを多めに握って、何かに備える。何かにだ。

場所探し

車中泊する場合、お風呂問題が出てくる。

夏は汗だくなのでお風呂に入りたいし、

冬だったら寝る前に暖まりたい。

なので、まず、温泉が併設された道の駅を探す。

温泉が有名な場所なら併設されてる所も出てくる。

その後その近くにコンビニがあるかを確認。

夜中でも明るいところがやっぱり安心。

走り屋がいたら困るからそこは口コミを見て判断。でもある程度大きい通りの普通の音なら逆に安心して眠れるのだ。

あとは地図を見て、目的地までの経路と結びつける。どこまで何時ごろ着くのか大体の目安を立てる。

そこさえ決まれば後は道中、気になる看板があれば立ち寄るのだ。

 

書いてみたら、自分のびびり具合にびっくり。

そこまでして行きたいかと思われるかもしれないが、行きたいのだ。

行ける時には。

自由がきくうちに。

日々後悔ないよう、人生一度きりなのでね。